創業インタビュー連載企画
まちの主人公たち
第4回「Café du Monaco(カフェドゥモナコ)」小妻 優太さん
まちのあちこちで、静かに、でも確かな情熱をもって動き出している人たちがいます。
こだわりのつまったお店、店主のセンスが光るお店、笑顔があふれるお店――すべてのお店に、創業までのドラマがあります。
本企画では、まちなか近隣でお店を構える個人事業主の方々にインタビューを実施。
「どうしてこの道を選んだの?」「一歩目を踏み出したきっかけは?」
リアルな声とともに、起業という挑戦の裏側を覗いてみませんか。
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第3回でお話を伺った小妻さんが経営するカフェ「Café du Monaco」。
カフェと花屋を複合的に展開されている小妻さんに、その事業の成り立ちから、日々の挑戦、そして今後の展望についてお話を伺いました。
現在のお店の事業概要について教えてください。
カフェと花屋の2本柱で展開しています。カフェではエスプレッソマシンを導入し、いつでも同じ味をお客様へ提供する再現性を重視しています。
花屋としては販売だけでなく、広い店舗スペースを活かしたフラワーレッスンやイベント出店も行っています。
このカフェを始めたきっかけは?
(オーバルパティオ内に)建物を取得したとき、「この場所にカフェがあったらいいな」と思ったのがきっかけです。
最初は自分がやりたいというより、だれか店舗を運営してくれる人はいないかと周りのコーヒーショップに声をかけていたのですが、なかなか話がまとまらず…。
「それなら自分でやってみよう!」と決意してスタートさせました。
現在もカフェの運営は小妻さんが担当されているのですか?
現在は、フローリスト(花や植物に関する専門知識を持ち、それらを扱う専門家)であるマリエさんに運営をお願いしています。
マリエさんは以前からの知人で、フランス パリで修行した経験もあるプロのフローリストです。彼女のセンスを信頼していますし、お店の魅力づくりに欠かせない存在ですね。
こちらのカフェで出しているコーヒーについて、
当店では「美味しい一杯」を大切にしています。
お客様からの評判はいかがですか?
先日Instagramで、まちなかのパン屋のパンをイートインできること、宮崎市内の恋史郎(れんしろう)コーヒーの豆を使っていることを当店の魅力として書き込んでくれたお客様がいらっしゃいました。
カフェとしての魅力を評価していただけるのは勿論うれしいのですが、私たちが考える“本当の強み”は少し違います。
ご自身が考える“本当の強み”は?
私たちが考える本当の強みは「花と空間づくり」だと考えています。
カフェ内の空間づくり・ディスプレイにも力を入れていますし、少しずつウエディング関係の仕事も増えています。
コーヒーはあくまでも「花と空間」を楽しんでいただくための演出だと考えています。今後はもっと花に関連する事業を伸ばしていきたいですね。
カフェと花の売上比率は?
いまはだいたい半々くらいですが、将来的には花に関する事業を更に伸ばしていきたいと考えています。
周辺店舗との関係性については?
近隣お店に便乗させてもらっている部分はあります。ただ、互いに良くなることで、この町全体が元気になるといいなと考えています。
この地域で事業をされている理由や思い入れ等はありますか?
正直、実家が近いというのが一番の理由です(笑)。
自分自身がワクワクする、格好良くて輝いて見える場所を、ここに作りたいという想いがありますね。
日々の運営では、どのように方針を決めていますか?
特別なミーティングはしていません。日常の立ち話でマリエさんと二人で「今週はこれを推そう」みたいに、思いつきで決めています。
その方が、意外とお客様の反応もよくて面白いですね。
今後の課題や目標はありますか?
正直、現状に満足はしていません。カフェ運営に力を入れ売り上げも伸ばしていきたいですし、花に関連する事業も更に伸ばしていきたいと考えています。
とにかく、課題は山ほどあります。
カフェ開業を目指す人へのメッセージをお願いします。
カフェ業界はライバルが多いので、「トライ&エラー」が大切。成功例を真似してみて、失敗したらまた別の方法を試す。ひたすらその繰り返しです。
覚悟を持ってやり続けることが一番大事だと思っています。
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試行錯誤を恐れず、足元の場所に新しい価値を生み出し続けるその姿勢は、
これから何かを始めようとしている人にとっても、きっと力強いヒントになるのではないかと感じました。
花とカフェ。おしゃれで心地のいい空間にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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■ Café du Monaco(カフェ・ドゥ・モナコ) ■ 営業時間 ■ 店舗場所 |





