創業インタビュー連載企画
まちの主人公たち
第2回「Coro(コロ)」片岡 真子さん
まちのあちこちで、静かに、でも確かな情熱をもって動き出している人たちがいます。
こだわりのつまったお店、店主のセンスが光るお店、笑顔があふれるお店――すべてのお店に、創業までのドラマがあります。
本企画では、まちなか近隣でお店を構える個人事業主の方々にインタビューを実施。
「どうしてこの道を選んだの?」「一歩目を踏み出したきっかけは?」
リアルな声とともに、起業という挑戦の裏側を覗いてみませんか。
今年度、都城市オーバルパティオ内のチャレンジショップに出店している雑貨店「Coro(コロ)」。
本物のお花を使ったアクセサリーや、お花柄の布小物、猫モチーフの雑貨など、オーナー片岡真子さんの“好き”がぎゅっと詰まったお店です。
今回は、創業のきっかけやお店に込めた想い、そして今後の展望についてお話を伺いました。
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お店の名前と、どんな商品を扱っているか教えてください
「Coro(コロ)」という名前でお店をやっています。本物のお花を使ったアクセサリーを中心に、お花柄の布作品や、靴下・お洋服などのセレクト品も扱っています。
よく見ると、セレクト品もお花柄が多いんですよ。
お花アイテムへのこだわりを教えてください
全部、本物のお花なんです。特に「プリザーブドフラワー」という種類をよく使っていて、ドライフラワーよりも色持ちがよくて、ポロポロ落ちにくいのが特徴です。
小さな花束を作るようなイメージでアクセサリーを作っていて、中にはお花の中にさらに小さなお花を入れた、ふしぎなデザインもあります。

なぜ「お花」をテーマにしたお店にしようと思ったのですか
お花は元々好きではありましたが、実家がお花に囲まれており当たり前のように身近にあったので、自分が「お花好き」とは気づいていなかったんです。
でも、彼やその友人に「お花好きなんだね」と言われたのをきっかけに、改めて気づかされました。
好きだと気づいてからは、その好きなもので何かを作りたいという気持ちが強くなり、アクセサリー作りから始めました。
そこから余った花材で花雑貨やキャンドルを作るようになり、どんどんお花をテーマに事業を広げていきました。
お店のロゴも可愛いですよね。どなたが作られたんですか?
実は、パソコン作業があまり得意じゃないので、彼にお願いして作ってもらいました。私の希望を伝えたところ、素敵に仕上げてくれました。
「Coro」の文字に葉っぱや植物のモチーフが入っていて、とても気に入っています。横バージョンと縦バージョンを、物によって使い分けています。
お花も可愛いのですが、猫ちゃんのグッズもあるのですね
そうなんです!実は猫が大好きで、猫の形をしたアクセサリーや猫のモチーフを使ったパーツの作品もいくつか作っています。
猫好きなお客様にはとても喜んでいただいています。
猫モチーフのアイテムへのこだわりを教えてください
最近、近所で保護猫活動をされている方と知り合って、私も動物好きなので何か手伝いたい気持ちがありました。
ただ、時間的な都合で直接の活動にはなかなか参加できないので、猫モチーフ商品の売上の一部を保護団体に寄付する取り組みを始めました。
創業前のご経歴について教えてください
もともとは宮城県に住んでいて、コロナ禍の時期に宮崎に移住しました。
それからは、彼が経営している居酒屋を手伝っていたんですが、「私も何かやってみたいな」と思うようになり、この事業を始めることになりました。
どのように事業をスタートされたのですか
最初はマルシェなどのイベントに出店して、販売というよりは練習という感覚でスタートしました。少しずつ形になってきてから、販売を本格化させました。
いろんなイベントに出るうちに「常設のお店を持ってみたいな」という気持ちが出てきて、チャレンジショップに挑戦しました。
チャレンジショップに出店しようと思ったきっかけを教えてください
チャレンジショップの制度は、彼が以前利用していたので、話を聞いて存在を知りました。
ネットで調べたり、昨年出店されていたお店の様子を実際に見に行かせていただいたりもしました。
テナントをいきなり借りるよりも挑戦しやすい環境だと思って、出店を決めました。
お店を運営する中で、今一番の課題は何ですか?
一番の課題は「客足が少ないこと」です。チャレンジショップの場所がまだ知られていないのかなと感じています。
どうやって来店数を増やしていくかが課題ですね。チャレンジショップのお店全体でイベントを開催するなどして、盛り上げていきたいなと思っています。
集客や認知度をあげるために、どのような取り組みをされていますか?
以前、インターネットでの販売も3ヶ月間試行錯誤しましたが、直接お客様の反応が見られるイベント出店の方が嬉しかったため、そちらに力を入れていました。
しかし、チャレンジショップを運営するにあたり、ネット販売も強化する必要があると感じています。
ただ、制作、SNS更新、イベント準備と片付けなどを全て一人でこなしているため、現状は手が回っておらず、ネット販売に十分な時間を割けていないのが現状です。
起業して良かったと感じる瞬間を教えてください
やっぱり「可愛い!」って言ってもらえるときですね。お客さまが喜んでくれるのを見ると、本当にやって良かったなって思います。
自分が好きで作ったものを、誰かに「素敵」と言ってもらえるって、すごく嬉しいです。
今後、客足を増やすために考えていることはありますか
チャレンジショップの他の出店者さんたちと、人通りを増やすための方法をいろいろ考えているところです。
地域で行われるイベントにあわせて、こちらでも何か企画できたら…という話も出ています。

今後の夢や目標を教えてください。
チャレンジショップは1年間限定なので、ゆくゆくは自分のお店を持つのが目標です。
まだ具体的な計画は立っていませんが、「お花の雑貨といえばCoro」と言ってもらえるようなブランドに育てていきたいです。
商工会議所など、創業支援機関のサポートについてはいかがでしたか?
すでに様々な面でとても協力していただいており、これ以上望むことはないというほどサポートいただいております。
これから起業を目指す方へ、メッセージをお願いします。
アドバイスなんておこがましいですが…「自分が楽しめることをやる」のが、一番続けられるコツだと思います。
大変なことももちろんありますが、「好き」が根っこにあるから、なんとかやっていけてる気がします。
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お花の美しさと、片岡さんの「好き」が詰まった雑貨店「Coro」。優しさにあふれたその空間に、ぜひ一度足を運んでみてください。
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■ Coro(コロ) ■ 営業時間 ■ 定休日 ■ 店舗場所 |


