CLUB THE SEA HOUSEは、宮崎・日南・都城で活動するダンスコミュニティです。
ダンス歴26年、ダンス指導歴10年以上のキャリアを持つMOMO先生。
大人向けの本格的なヒールダンスのレッスンから、幼児から楽しんでいただける様々なメニューのレッスンまで、幅広い年代がダンスを安心して学べる環境を提供している。「ダンスの技術を追求するだけではなく、心の豊かさを育むこと」をテーマに勢力的に活動を続けている。
MOMO
HEELS／JAZZ ダンサー、ダンスインストラクター。株式会社 The Sea House 取締役。
6歳よりJAZZダンスを始め、 21歳で宮崎市にてダンスインストラクターとしてキャリアスタート。力強くもしなやかな踊りと、見る人の心を動かす表現で、 インストラクターを始めた当初から年齢問わず多くのダンサーに支持される。HEELSとJAZZを踊ることで、 悩める多くの女性を救いたいという強い思いから、 ダンスコミュニティ「大人の部活」、こどもの自己表現にフォーカスしたコミュニティ「こどもの部活」も立ち上げる。ダンサー・一児の母・妻・会社役員としての顔をもつ女性として活躍中。
ダンススクールの先にあるダンスコミュニティとしての在り方
――まずは、ダンスコミュニティの特徴や魅力を教えてください。
現在、3歳から60代まで幅広い年代の方が通っています。レッスンはHIPHOP、JAZZを中心としたクラスを県内の3つの拠点「宮崎校・LANAI校(日南)・WEST校(都城)」で開講しています。ダンスは踊り(振り付け)を学ぶ、教える、表現するだけでなく、コミュニケーションによって自分の内面や個性を磨き、仲間との関係性を築き、人を尊重する力を身につけられると思います。
ダンスはレッスンでも本番でも、誰もが自分らしさを楽しめる出番があることが魅力の一つなのだと思います。そして、ダンススクールに通う理由が友達に会えるから、憧れのお姉さんとお話しができるからといった「仲間とのつながり」が「ダンスコミュニティ」であると謳い活動する理由の一つでもあります。
――WEST校(都城)を詳しく教えてください。
今年7月、都城市に新たに開講した「WEST校」では年長さんから中学生までを対象にスタートしました。
WEST校は、都城市のウエルネス交流プラザで土曜日にレッスンをしています。ストリートダンスの基礎＋HIPHOPダンスが学べる入門初級クラスと、JAZZを通してストレッチ＋身体づくり＋ダンスレッスンが学べる2種類のクラスがあります。どちらのクラスもこどもさんや初心者の方にオススメの内容で、とにかく楽しく、笑顔になれるレッスンでダンスの魅力を感じてもらいたいと思っています。このスタジオは居心地がよく、初めてレッスンに参加される親御さんや付き添いで来られた方も安心して見学されています。
ダンスがきっかけで広がる可能性と絆
――ダンスを始めた頃のことを教えてください。
私自身も、6歳からJAZZダンスを習い始めました。もちろん踊る楽しさもですが、何といってもダンスに行くと友達に会えること、そして、尊敬する憧れのお姉さん達に会える、レッスン後のおしゃべりも楽しみの一つであって本当に楽しい時間でした。
――MOMO先生にとって、仲間の存在を感じる出来事を教えてください。
これまで、宮崎、東京、LAにてダンスを学び、多くの方と関わりを持ち、ダンサーとしての実績を重ねていく中でも、人との出会いが踊ることの大切さを気づかせてくれました。
結婚や出産、起業といった人生の分岐点でもそうでしたが、ダンスを続けている仲間や先輩の存在がすごく大きな支えになりました。背中をそっと押してくれた仲間、まっすぐでいつだってかっこいい先輩、たくさんの人たちに囲まれていて、自分のそばにいてくれることにも幸せを感じています。
――ダンスを通して見つけられる人と人との距離感とは。
人と一緒に踊るから楽しいこともダンスの魅力の一つです。レッスンでもイベントでも、最初は自分だけがノリノリで踊っているような場面があります。もちろん、一緒に踊ることが恥ずかしかったり、そんな気分でないときもあると思います。こういった雰囲気を少しでも変えるためにダンサーやインストラクターという仕事があるのかもしれませんね。実際にダンスの技術だけではどうにもならないときこそ、面白くて楽しそうな先生であったり、情熱や愛情が伝わるようなダンサーが求められると思います。
私自身もダンスで経験した雰囲気の中で、人との距離感を学びながら自信をつけてきました。ダンスが得意な方も、そうではない方も、人にはそれぞれの特徴があって、好きなことを活かせればよくて、全部ができなくてもいいんだと思います。私ができることは、ちょっと真似したくなるようなユーモアな動きや、途中からでも一緒にやってみたくなるような雰囲気や声かけであって、その積み重ねが大事なことだと思います。
いつでも、どこでも、誰とでも、踊りを自発的に楽しめる力を
――ダンスの楽しさを伝え、引き出していくためには？
ダンスは一見すると1人で踊っているように見えるかもしれませんが、実は共同作業なんです。みんなが踊って、みんなの空気感を合わせることによって相乗効果で楽しくなっていきます。
最近のイベントでの出来事になりますが、私がステージでダンサーとして踊っていたときに、観覧していたこどもたちがどんどん私たちの元へ集まってくれて、最後には仲間となり笑顔が溢れてました。
もちろん、ダンスだけでなくて、音楽の部分も大きいと思いますが、みんなで協力して一つのものを創り上げていくという達成感が原動力となり、そして、「いろんな人とつながっているんだ。1人で踊っているわけじゃないんだ。」という自信を引き出してくれていると思います。
――都城での今後の活動や出演予定のイベントがあれば教えてください。
今年から新たに開講した「WEST校」のレッスンに加え、9月24日(日)には、TORIHADA LABO(トリハダ ラボ)さんの「Baby Jazz」というイベントにゲスト出演します。Baby Jazzでは、私自身が振り付けを行った楽曲「いーじゃん」のワークショップを開催します。前回のBaby Jazzでも、たくさんの人が集まり、だんだん楽しくなって、踊りはじめる人が出てきて、人と人との絆を実感できました。観覧無料ですので、ぜひご来場ください。
――MOMO先生、ありがとうございました！
※上記記事は2023年9月に掲載したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
Baby Jazzは、2023年9月24日(日)13:30～15:30に、まちなか広場にて開催します。
