イベントの概要

芋蔓寄席
【2023年9月】長唄三味線とゴッタン
日時 2023年9月3日(日)
16:00~
会場場所 まちなか広場
料金 無料
問合せ先 アンダーブリッジ(寺原仁太)
問合せTEL 080-1707-7315

 

江戸時代から始まった歌舞伎の伴奏音楽として成立した長唄は、芝居の題材や時代のニーズに合わせて、日本のあらゆるジャンルの音楽要素を吸収しながら発展を遂げてきました。
今回は歌舞伎を題材にした演目を「長唄三味線」と「朗読」で表現し、日本の伝統芸能を身近に親しむことができるライブイベントとなっております。
日常生活において触れる機会が少ない、日本の伝統芸能をご体感ください。

 

プログラム①
演奏&朗読歌舞伎


江戸時代から続く「歌舞伎長唄三味線」と九州南部の歴史ある庶民の楽器「ゴッタン」の音色を時代や立場の垣根を越えて披露。

そして「朗読」の要素を加えたジャンルである「朗読歌舞伎」をお楽しみください。

朗読歌舞伎「超訳・黒塚」

昭和14年に2世市川猿之助により上演された歌舞伎舞踊の名作「黒塚」。
古くから語り継がれる安達ヶ原の鬼女伝説に新解釈を加えたこの作品を、作曲者・4世杵屋 佐吉の曾孫、4代目杵屋浅吉が現代語訳したものがこの「超訳・黒塚」である。
俳優・赤星昇一郎による現代語朗読と、浅吉の原作通りの長唄三味線により紡がれる、老女岩手と阿闍梨祐慶の哀しくも美しい物語。

プログラム②
トークライブ

長唄三味線奏者 杵屋浅吉とゴッタン奏者 寺原仁太の二人によるトークライブ。
江戸時代より200年以上続く長唄三味線をテーマにしたトークで、歌舞伎・舞踊曲・演奏曲など多数の作品の魅力を語ります。
伝統を重んじつつも常に新しいものに目を向けた楽器の考案や改良、また「三絃主奏楽」や「童謡」「芙蓉曲」といった新しい演奏形態や日常の創作活動まで紹介します。

出演

※タップでプロフィールが表示されます。


長唄三味線
四代目 杵屋浅吉

江戸時代より続く杵屋佐吉派の当代家元七代目佐吉の長男。

手ほどきは祖父・五世佐吉、父・七代目佐吉。

長唄を杵屋佐登代、今藤尚之、三味線を故東 音田島佳子、今藤長龍郎の各師に、ピアノを仲野真世、楽理を二橋潤一、トランペットを植木保彦、山本武雄の各師にそれぞれ師事。

3歳での初舞台以来、代々伝わる伝統の上に多様なジャンルの経験を重ね合わせ、独自の奏法・音楽理論・指導法を展開。

全国各地の演奏会、舞踊会、歌舞伎公演等に出演する一方、正しい江戸を現代に伝えるべく、古典にこだわりつつも即興から作詞作曲まで三味線一挺でこなし、弾き語りライブや他ジャンルとの共演 演劇作品への参加等幅広く活動中。


朗読
赤星 昇一郎(俳優)

1983年・NTV 「お笑いスター誕生」で10週ストレートグランプリを獲得し、お笑いコントグループ『怪物ランド』としてデビュー。

舞台では2002年から今もロングランとなっている劇団鳥獣戯画の「三人でシェイクスピア」に出演している。

現在は俳優として独特の風貌を活かし特撮シリーズをはじめ映画、ドラマ、舞台等に幅広く出演。

また東京下北沢でReading Cafeピカイチを経営。

朗読を中心とした様々なジャンルのエンターテイメントの未来を模索している。


九州南部民俗芸能芋蔓一座
  ゴッタン・唄    寺原 仁太
  和太鼓       山之内 隆弘

九州南部民俗芸能集団芋蔓一座の核心部。

各々の音楽の知識や経験、思いを和楽器に落とし込んで土着芸能や文化の掘り起こし、再認識、再構築して新民謡を創作。

地域の老人ホームや小学校などでの講演、音楽酒場に 巨大フェスなど、幅広く全国各地で活動中。

また、自身が運営する山田村文化センターでは芋蔓寄席を不定期開催し、芸人、ミュージシャン、映画上映など開催。

そして、新しい盆 踊りの制作も行い、唄、振り付け、櫓、音響、全てを一座で担っている。

芋蔓一座は3歳~65歳までの老若男女が属している。


広報資料

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会場へのアクセス

会場場所 まちなか広場
会場場所 住所 都城市中町17街区19号
駐車場 中核施設附帯駐車場
駐車場 住所 都城市中町15街区16号