
まちのあちこちで、静かに、でも確かな情熱をもって動き出している人たちがいます。
こだわりのつまったお店、店主のセンスが光るお店、笑顔があふれるお店――すべてのお店に、創業までのドラマがあります。
第一回はチャレンジショップにOPENした「こはるびより」さんを取材。米粉で紡ぐ焼き菓子と家族への想いをご紹介します。
◀︎ | どのようなお店ですか |
◀︎ | 焼き菓子が中心です。だいたい5種類くらいの焼き菓子が並び、内容は季節やその時に手に入った食材によって変わります。 定番メニューとしては、キャロットケーキとシフォンケーキを置いています。 その他に、スコーン、マフィン、レモンケーキ、クッキーなども提供しています。 |
◀︎ | お店を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか |
◀︎ | 元々お菓子作りが好きで、「いつか自分のお店を持ちたいな」という漠然とした夢は持っていました。 本格的に考え始めたのは、去年の冬頃に自分の働き方を深く考えたことがきっかけです。 働き方への悩みや相談しているうちに、「お菓子作り」という私の武器をみつけてもらえて、周りから「お店をやってみたら?」という声が上がり始めたんです。 |
◀︎ | 特に注目したいのが「おつまみスイーツ」ですね!これは独自のアイデアだと伺いました |
◀︎ | そうです、独自のアイデアです。主人と晩酌をするので、一緒に楽しめるように、「甘いお菓子だけよりも、しょっぱいものもあってもいいのかな」と思って考案しました。 色々なしょっぱい焼き菓子を試した中で、一番先に形になったのがこのおつまみスコーンです。他にも、晩酌に合うおつまみ系のものを作りたいと考えています。 甘いものが苦手な方も、甘いものが大好きな方も、みんなで一緒に楽しく食べていただけると嬉しいです。 |
◀︎ | 米粉でお菓子を作る難しさや特徴はありますか? |
◀︎ | 小麦粉だとふっくら仕上がるのに対し、米粉はぎゅっと、みっちり、もっちりした、目が詰まったようなものになることが多いです。 特にキャロットケーキは、小麦粉で作るとうまくできるのですが、米粉だと自分の思ったようにいかなくて、かなり研究しました。米粉のキャロットケーキが世の中に少ないのは、その難しさも一因かもしれないですね。 |
◀︎ | 最後に、これから起業を考えているけれど、なかなか勇気が出せない人たちへメッセージをお願いします |
◀︎ | まずは最初の1歩を踏み出す勇気ですね。私の場合は、周りの声がだいぶ力になりました。 何かきっかけで一つ芽生えてきたら、その先はなるようになるんだな、と感じています。 |
その他、運営する上での課題や問題、お店と家庭の両立、今後の展望など、様々なお話しを伺いました。
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■ こはるびより ■ 営業時間 ■ 店舗場所 |