霧島酒造×スターバックス 初のコラボレーション施設 宮崎県都城市に2026年春オープン ~資源の循環と地域とのつながりを生み出す、新しいくつろぎ空間を目指して~ |
霧島酒造株式会社[本社:宮崎県都城市、代表取締役社長:江夏順行]と、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社[本社:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口貴文]は、このたび両社共同のプロジェクトとして、宮崎県都城市の霧島酒造本社増設工場北側の敷地内に、初のコラボレーション施設(名称未定)をオープンいたします。施設の着工は2024年秋、オープン時期は2026年春を予定しています。施設構想を考える段階から手を携え、オープン後のコラボレーション活動まで見据えて共創していくことは、両社とも今回が初めてとなります。本施設では、霧島酒造とスターバックスの魅力を存分にお楽しみいただけるよう、この場所ならではの価値をお届けしてまいります。
【施設外観イメージ】 |
2社共同プロジェクトの経緯
霧島酒造は「地域に根ざし、地域と共に発展する企業」を経営方針に掲げ、1916年の創業以来、地域社会とのつながりを大切にしながら、地元・宮崎県都城市に基盤を置いた焼酎造りを行っています。また環境への取り組みにも力を入れており、2030年度までに工場・事務所のCO2排出量実質ゼロを宣言。焼酎を製造するなかで発生する焼酎粕や芋くずからバイオガスと電気を生成し、自社工場のエネルギーや地域の一般家庭の電力として還元するなど、環境に配慮した事業活動を続けています。
スターバックスは、「この一杯から広がる、心かよわせる瞬間、それぞれのコミュニティとともに一人と人とのつながりが生みだす無限の可能性を信じ、育みます」をミッションに、地域に根差した店舗づくりとともに、人と人とのつながりと心あたたまるひとときをお届けしながら、日本でこの28年間営業してきました。お客様やパートナー(従業員)、私たちに関わるすべての人たちとともに「人」、「コミュニティ」、「地球」を大切に様々な活動を実践し、共感の輪を広げ、できることから一歩ずつ、社会に前向きな変化をもたらし、未来を創造しています。
これまで両社は、地域社会や自然環境について意見交換をするなど交流を深めてまいりました。そのなかで、お互いが取り組む地域や環境について持続可能な未来への想いや活動に共感し、このたびコラボレーションすることになりました。今回オープンする施設は、地元都城の方々をはじめ、多くの皆様に自然の恵みの循環と人と人とのつながりを体験できる憩いの場をご提供するとともに、両社それぞれの強みを重ね合わせた価値を生み出してまいります。
施設概要
施設は都城市を代表する霧島山や沖水川を見渡せる場所にあり、霧島酒造の直営ショップ、植物園、スターバックスのドライブスルーを併設した店舗で構成。また、ショップとスターバックス店舗からはガラス越しに植物園を見ることができるため、生き生きとした植物を眺めながら、買い物やコーヒーを楽しめる開放的な空間です。屋外では、霧島山と沖水川を望める屋上庭園や芝生のエリアを設け、都城の豊かな自然を目の前に贅沢な時間をお過ごしいただけます。
さらにこの施設は、霧島酒造が以前より取り組んできた環境に配慮した活動を複数取り入れています。植物園の中では、焼酎を製造する過程で発生する「蒸留温排水」の温熱を冬場の暖房として活用するほか、施設で利用する電力は「サツマイモ発電※1100%」での運用を計画しています。
またスターバックスは、本店舗の設計・建築を全国101店舗(2023年12月時点)へと広がる環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework※2」のもと進め、「グリーナーストア」の認証取得を予定しております。
本施設は、地域の憩いの場であるとともに、自然や環境と調和し、地域社会と共生していくための気づきやアクションにつながる発信の場としての役割も果たしてまいります。2社のコラボレーション活動の詳細については、今後随時発表いたします。
※1:焼酎粕や芋くずから生成したバイオガスを電気に変換してつくられる、霧島酒造の再生可能エネルギー
https://www.kirishima.co.jp/company/environment/
※2:水の使用量、CO2や廃棄物を削減して環境負荷を低減した店舗づくりをする枠組みで、スターバックスと世界自然保護基金(WWF)とが共同策定したもの
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2023/greenerstores/
【施設全体イメージ】 |
各社コメント
【霧島酒造株式会社 代表取締役専務 江夏拓三コメント】
今回スターバックス様と想いが重なり、地域に寄り添うパートナーとしてともに歩みを進められることを非常に楽しみにしております。現在霧島酒造は、工場・事務所のCO2排出量実質ゼロに向けた様々な取り組みを進めています。本施設も環境にやさしい施設運営を目指し、さつまいもから生まれるエネルギーを存分に活用していきます。これから本施設を通じて、多くの皆様に、持続可能な未来につながる2社ならではのコラボレーションをお届けしてまいります。
【スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
リテイル・マーケティング統括オフィサー 森井久恵コメント】
スターバックスは日本上陸以来、人と人、また地域とのつながりを育み、誰もが自分の居場所と感じられる店舗づくり、そして未来に向けた様々な活動に努めてまいりました。霧島酒造様の地域への想い、先進的に取り組まれているサステナブル活動の数々に深く共感し、この度ともに手を携えて新たな試みへと漕ぎ出す機会を得ることができましたこと大変嬉しく思います。2社のコラボレーションで成し遂げられる唯一無二の体験をみなさまにお届けしてまいります。
霧島酒造とスターバックスは、持続可能な未来を目指して、自然環境や地域に前向きなアクションを続けてまいります。そしてこの施設を起点に、日々の地域とのつながりを大切にしながら、お客様一人ひとりの日常に彩りを添える時間を提供できるよう、ともに歩んでまいります。
建設予定地
建設概要
会社概要
<霧島酒造株式会社>
霧島酒造株式会社は、1916年創業の宮崎県都城市に本社を置く本格焼酎メーカーです。主要商品は「黒霧島」で、原料となるさつまいもは九州産100%、水は都城盆地の地下水100%、麹米は国産100%、そして都城市の自社工場生産100%と、地域と自然を大切にした焼酎造りを行っております。地域の皆様に支えられて今年で108年。焼酎でお客様をときめかせ、食を、仕事を、自然を、健康を、世界を、おいしくする、そんな明日につながる「最高の一杯」をお届けするために事業活動を続けております。
所在地 | :宮崎県都城市下川東4丁目28号1番 |
代表者 | :代表取締役社長 江夏 順行 |
創業年月 | :1916年5月 |
事業内容 | :酒類の製造および販売、レストラン事業 |
<スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社>
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、1996年に東京・銀座に日本第1号店を開業。全世界約80のマーケットで約37,000店舗以上、日本全国47都道府県において1,917店舗 (2024年3月末時点、ライセンス店舗を含む)のコーヒーストアを展開しております。約6万人のパートナー(従業員)が、一杯のコーヒーを通じて、人と人とのつながりと心あたたまるひとときを提供しております。2019年2月28日には、世界5拠点目となる「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」をオープンしました。全国に広がる、人・社会、地球環境、地域とつながりを育むストーリーは、「STARBUCKS STORIESJAPAN」で紹介しております。
所在地 | :東京都品川区上大崎二丁目25番2号 新目黒東急ビル |
代表者 | :代表取締役最高経営責任者(CEO) 水口 貴文 |
創業年月 | :1995年10月26日 |
事業内容 | :コーヒーストアの経営/コーヒー及び関連商品の販売 |
お問合せ
霧島酒造株式会社 お客様相談室
TEL:0986-22-8066
FAX:050-3033-5640